基礎工事用語集

耐火構造 【たいかこうぞう】
建築基準において、壁、柱、床その他の建築物の部分の構造が、耐火性能に適合する建築物の構造をいう。
この場合の耐火性能とは、通常の火災が終了するまでの間、当該火災による建築物の倒壊、および延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能のことである。その技術的な基準としては、各構造部分の種類や建物の階数に応じて定められる一定時間(概ね1〜3時間)の間、火熱を加えても、各構造部分が構造耐力上支障のある変形、溶融、破壊その他の損傷を生じないものであることなどの要件が定められている。
例えば、鉄筋コンクリート構造やれんが造は、原則として耐火構造である。
鉄骨鉄筋コンクリート造 【てっこつてっきんこんくりーとぞう】
RC造とは、鉄骨鉄筋コンクリート造(Steel Reinforced Concrete)の略で、鉄筋コンクリートに鉄骨を内蔵させた建築構造のことです。 RC造と比べると強度に優れているので、柱や梁を細くすることが可能となり、全体の重量を抑えることができます。そのため、7〜25階程度の高層建築によく用いられますが、鉄骨造や、RC造と比べると建築コストは高くなるので、低中層の建物にはあまり用いられません。

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